日本脳炎ワクチン

Japanese Encephalitis Vaccine

日本脳炎ウイルスは蚊によって媒介され(コガタアカイエカ)、熱帯、亜熱帯地域に広く常在しており時々大規模な流行を認めています。発症すると高熱、頭痛、嘔吐、意識障害やけいれん等を示す急性脳炎を起こします。致死率が20~40%と高く、小児では特に重度の神経精神学的後遺症を残すことが多いとされています。
日本では不活化ワクチンが使用されていますが、シンガポールでは生ワクチンの接種となります。生ワクチンと不活化ワクチンとの互換性が確認されていない為、可能であれば統一されて接種する事をお勧めします。

ワクチン年齢ワクチンスケジュール:追加接種の目安
IMOJEV®3歳以上(生後9ヵ月以降接種可)1回目から12ヵ月あけて2回目