インフルエンザ 予防接種

Influenza vaccines

インフルエンザウイルスによる急性発熱性疾患です。発症が急激であり、高熱、悪寒、関節痛、筋肉痛を認めたり胃腸炎の症状を認めます。乳幼児ではけいれんや意識障害をきたす脳症を発症することが稀にあり、救命されても重い後遺症が残ります。又、小児や高齢者は細菌性肺炎を合併して入院治療が必要になる事があります。毎年抗原変異を繰り返すウイルスであり、流行に合わせて4価ワクチンが使用されています。シンガポールは赤道直下に位置する為に年2回の流行を北半球(11月~4月頃)と南半球(5月~9月頃)の、2度のワクチン接種の機会があります。最低でも年1回、ワクチンの型(抗原)が北半球と南半球で変わる年は、半年に1回の接種をおすすめします。

ワクチン年 齢ワクチンスケジュール
InfluvacTetra®生後6ヵ月以

生後6ヵ月~9歳未満

接種歴あり 1回
接種歴なし 2回(1回目より4週間あける)

9歳以上1回