シンガポールで百日咳のワクチンは受けられますか?(2025年8月)

Q. シンガポールで百日咳のワクチンは受けられますか?

A. はい、Tdapという破傷風・ジフテリア・百日咳ワクチンの接種を受けることができます。

百日咳は、咳が100日続くというほど長引き、けいれん性の咳発作を起こします。1歳以下の乳児、特に生後6か月以下では死に至る危険性も高いと言われています。どの年齢の方もかかります。

抗生物質で治療を行いますが、早期に診断を付けるのが難しく、予防接種を受けることが大切です。

日本とシンガポールでは、定期接種として生後2か月から始め2歳までに4回接種を行います。

日本では、5歳、11歳で任意の追加接種を推奨しています(日本小児科学会)。

シンガポールでは10歳で追加接種を行います。

大人は10年毎の追加接種が推奨されています。

シンガポールでは妊娠をするたびに、これから生まれる赤ちゃんを守るため16-32週に予防接種が行われます。

4歳以上の追加接種にはTdapという、破傷風・ジフテリア・百日咳の3種混合不活化ワクチンが使われます。

予防接種をご希望の方はお問い合わせください。